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鰻が無ければ鯰を食べれば良いじゃない

TVでチラっと見て、ネットを漁ってみた。

ウナギ味のナマズ、近大が研究 「これはこれで美味しい」「言われなければウナギ…」商社も注目
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000001-withnews-sci

ニホンウナギが絶滅の危機に瀕し、鰻の蒲焼等が食べられなくなると言われてきた。
それで、鯰で代用できないかという話。


ちょっとひっかかりを覚えるのが、何年か前に騒ぎとなった、エビの偽装事件。
バナメイエビは「けしからん」と散々叩かれたのに対し、回転寿司などに蔓延る代用魚のことはスルーされていたのが不気味だったのだが。
この「鰻(のような鯰)の蒲焼」、どういう風に売り出すんですかね。

個人的には、鯰料理には縁が無いのだがなかなかに美味いような伝聞は耳にしていた。蒲焼にしても良いのだそうだが、蒲焼にこだわるのはもったいないのではなかろうか。しかも、もともと淡白な味わいだそうだが、鰻の代替にするためにわざわざ脂っこく育つような養殖方法を開発したという。

そもそも、売れない時季の鰻を売ろうとして始めたとされる「土用の丑の鰻」、その鰻が入手難に陥っても紛い物(と言っては鯰に失礼だが)で押し通そうとする商業主義にハメられていることに、バナメイエビを叩いた連中は何も思わないのだろうか。わかってて知らないフリをするダブルスタンダードなのか。


「土用の丑に、ナマズの蒲焼」。これじゃいかんの?
いや、それよりも、「ナマズって美味いんだぜ、いろいろ食おうぜ」って方に行かないのか?
ウナギの品薄、高騰化だって、過度なマーケティングが招いた自業自得なのだが、利権が絡むと眼が曇るんだろうな。形だけにこだわって、本当に美味いものを探そうとする姿勢は無いのだろうか。

「鰻味の鯰」、研究自体は大したものだと思う。しかしそれをありがたがることに関しては、素材本来の持ち味を重んじるという日本人の味覚が、変容しているのではないかと感じる。和食が世界に対し誇れるものであるのか、心許なく思えてならない。

名物に美味いものなし

これには、意味が2つ有ると思う。

1つは、観光客相手の殿様商売で、クォリティが低いということ。
もう1つは、よそ者の口に合わないということ。
まぁ、両方あてはまる場合も多々見受けられるが。

1つ目については、どうでもいい。
問題は2つ目である。「美味いか不味いか」が、「好きか嫌いか」にすり替わってしまうからである。いや、そもそも「美味いか不味いか」というのは主観的な評価で、結局落ち着くところが「好きか嫌いか」であるのだが。
観光客が多く訪れる店は、地元民にはあまり評価が高くないことも多い。観光客向けに値段が高いということもあるが、味がそっち向けにカスタマイズされていることも指摘されよう。

クォリティが高いか低いかという評価は、素人には難しい。そしていかにクォリティが高かろうとも、好みに合わなければ良いものとは評価されにくい。逆もまた然り。いわゆるジャンクフードが淘汰されないのも、このためである。

質の良し悪しもわからぬまま、好みに合わないだけで「不味い」と切って捨てる人が多くないか。
私とて、質の良し悪しはなかなか計りかねる。好き嫌いもある。しかし、旅先での食事は、近所では味わえないものを試してみるというのも楽しみの一つなのだから、「不味い」とは軽々に判断しないようにしている。


名物で不味いものとして挙げられる例に、伊勢うどんがある。
私が初めて知ったのはネットの普及前、旅行雑誌の記事で、極太麺に少量の濃いタレ、その程度の認識であった。これは珍しい、ということで実際に食した際の感想は、美味いとか不味いとかではなく、念願叶ったという満足感であった。

コシがなくて茹で過ぎだとか、タレが濃いとかは好き嫌いの問題だろう。そういうものだと思って食えば良い。讃岐うどんだって、固くて薄味で不味いと思う人がいるに違いない。
ましてや、今ではネットで調べればどうしてあのスタイルなのかということについて、お伊勢参り客向けに工夫されたという由来を苦も無く知ることができるのだが。不味いという主観にして偏った刷り込みもまたネットで拡散してはいないか。

好き嫌いでしか判断できないというのは不幸な人だろう。口に合わないのは仕方ないが、歴史や地理などの背景を知れば、なぜこの味なのだろうかと楽しむことができるのではないか。
名物と言われるものにはそれなりの重みがあるゆえに、名物とされる。
名物を「美味い」という主観で判断してはいけない、しっかり味わい客観的に判断することが大切であるということが、「名物に美味いものなし」の真意ではなかろうか。

耳ウマー

こんなのを見つけた。

【素朴な疑問】山崎製パン「ランチパック」の切り落とした耳はどこへ行くのか?
http://rocketnews24.com/2015/05/14/581725/

・「ランチパックの耳」の商品化を希望!
なんと! 「ちょいパクラスク」という商品で販売していた!! 家畜の飼料としても役立っていることが判明した。それなら、こんな名前の商品があっても良いのではないだろうか。「ランチパックの耳」である。


ふむ。食パンの耳は特に欲しいとは思わないが、こんなのがあった。

煎餅のみみ

南部せんべいの耳だけである。
南部せんべいを焼く際に、型からはみ出た部分を切り落としたもの。
通常は商品にならないのだが、この部分が美味いということで愛好者がいるようである。
何を隠そう、この私もハマってしまった。

だいぶ固いのだが、ほのかな塩味に、煎餅本体とは違った(濃い)味わいがあり、クセになる。
青森駅の売店で偶然見つけ、それ以来、青森へ行った際の定番となった。

名付けて日本海セット

今は亡き寝台特急<日本海>車内にて。
南部せんべいの耳に、アップルスナック、りんごジュース。これらを買って<日本海>に乗り込むのが楽しみであった。

ただ、去年も青森へ行く機会があったのだが、南部せんべいの耳を見つけることができなかった。
たまたま売り切れていたのか、取り扱いを終了したのか。
商品自体なくなっているわけではなさそうだが。<日本海>も無くなり、ちょっと寂しいものであった。

電子書籍を買ってみた件

電子書籍を導入の事例とか。

電子書籍専用端末の購入についてはかなり慎重であった。そこで取り敢えず、PCで閲覧可能なものから試してみることにした。
まずは、漫画や同人誌のダウンロード販売。
PDFファイルでAdobeReaderで読める(コピー対策のためプラグインが必要な場合もあり)ものや、専用ヴィュワーをインストールしないといけないものがある。
難点は、縦長の用紙に描かれているものを横長のディスプレイで見るということ。縦幅に合わせると絵や文字が小さく、見やすい尺度にするとスクロールの必要があって、大変読みづらい。画面の小さいノートを使用していることもあるので、大型ディスプレイならマシになるのかもしれないが。解像度も使用デヴァイスに最適化されていないこともある。ユーザー毎に環境が異なるので当然だが。
店頭で入手できなくなったものを読める、くらいの利点しか無い。
それから、小説。漫画に比べて読むのに時間がかかるため、PCでは目がツライ。
外出先で読むことについても紙版の手軽さには及ばず、置き換えとは到底なり得ない。
そんな感じで、電子化を見送った。

しかしながら置き場所の問題は悪化する一方で、電子書籍専用端末の改良が進んで来たようなので、電子化を再検討するようになった。

据置型PC(ノートだが)は不可、タブレット型は漫画には良いかもしれないが発光型ディスプレイが文章を読むのに適さず、持ち歩きもやや難がある。結局のところ、Kindle Paperwhiteを購入してみようということに。
他機種との違いは正直わからんのだが、まぁ使いにくいとは感じない。「コレクション」という振り分け機能があるが、子分けできない(1階層のみ)のが不満な点。
電子ペーパー(E-Ink)は、発光式ディスプレイより目が疲れないのは確かだが、紙に比べて見にくさというか違和感がぬぐえない。慣れの問題かもしれないが、多少のストレスはある。
漫画も、細かい字を除けば、一応読める。見開き表示ができないのは仕方ない。
白黒なのも仕方ないが、カラーのページやカバーはKindle for PCで確認するということで、まぁ良い。

問題はコンテンツの方。
図や写真を多用したものは専用端末には向かないだろう。
文字主体の文庫版や新書版といったものを想定して専用端末の導入に踏み切ったのだが、一般書籍の電子化(Kindle化)は多くないし、Kindleストアを眺めているだけでは面白そうなものは見つけにくい。
一方、漫画やライトノベルに関しては、事前にある程度購入の予定が立っており、全てとはいかないが欲しいものは概ねKindle化されるようだ。従って、そっち方面の購入が多い。Kindleでの閲覧に大きな支障も無い。

しかし紙版の発売から電子版の発売までかなりのラグ(数ヶ月とか)があったりするものも見受けられる。遅れても確実に発売されるのなら待っていても良いのだが、遅いものほど電子化が明らかにされない。電子化待ちをあきらめて紙版を買おうと思っても、店頭から消えているようでは困る。通販なら有るかもしれないが、ひとまずそれは考慮しない。
もう店頭には並んでいないものでも読みたくなるものが見つかった際、電子化されているとありがたいのだが、尤も既刊のライトノベルで電子化したもののイラスト無しになったのもあるようだし、電子版というより劣化版じゃね?という気もしてくる。まぁ著作者(絵師)との契約の関係とかあるのかもしれないが。

それと、工□漫画が弱い。品揃えは少ないわけではないのだろうが、欲しいと思うものがまず無い。紙版で良さげなものが出ても電子化されない。出版社の方針もあるのかもしれないが。あと、消しが酷い。紙版と比較したわけではないが、悪化しているのでは?規制が強化された今日でもベタ消しとはあんまりである。
工□関係の取り扱いは近年厳しさを増しており、ある日突然取り扱いを終了するか分からない。ユーザーに所有権が無いため、購入済みのものまで消去される危険性は十分考えられる。密林は工□に寛容なようでもL0をあっさりと排除した例もあり、いつ掌を返されるか油断ならない。

電子書籍の導入で、省スペース化という点では一応の成果がありそうだが、失うものも少なくはない。置き場所と何かとのトレードオフなのだろう。「何か」については、もう少し考えないといけない。

電子書籍に手を出してみた件

電子書籍と言っても色々あるが。紙との比較でメリット・デメリットを私的な視点で検証してみる。

電子化に踏み切った動機として大きいのは、置き場所の問題である。今あるものも何とかしないといけないが、増やさないように、しかし買わないという選択は無しということで、切実な問題となっていた。
それにしても何年も電子化に慎重になっていたのは、メリットはそれくらいで、デメリットばかりが目についたからである。

まず、読むことの手軽さ。紙では、サッと手に取ってパッとめくるだけであるが、電子では、PCなどの汎用機器ではページを開くまでの手順がいろいろとある。電子書籍専用端末なら紙の手軽さに近くなるだろうか。外出先で読むことを想定した可搬性では、紙でも2、3冊くらいとすれば大した問題ではないだろう。専用端末は容積・重量が同等以下か。しかしPCだとタブレット型でもだいぶ難がある。スマートフォンでは、小型軽量の点は良しとしても、そもそも読書用機器として不向きではないか。あと電子には電源という大きな弱点がある。

そして、画面での読みにくさ。漫画では解像度の関係もあるが、文章では発光体を長時間見つめ続けることになる。電子ペーパーの専用端末はどのようなものか、値段的にちょっと試してみようかというのはためらいがあった。

それから、財産性? 要するに、電子版は所有という概念がないこと。経年劣化の無い電子書籍であるが、電子書店のサービス終了で読めなくなる問題が賑やかになったのは記憶に新しい。端末の更新問題とかもあるだろうし、電子書籍が10年後でも読めるかどうか非常に不安であるが、今ある紙の本をずっと所持し続けられるのかと考えると、あまりこだわらなくても良いか、と思いつつある。

電子書籍のメリットとしてよく挙げられるものとして、すぐ買える・読めるというのがある。これは個人的に優位性は無い。一刻も早く読みたいという気持ちは薄いので。まぁ、地方で店頭に並ぶのが遅いことに対する不満は解消されるが、そもそも紙版より発売が遅いケースが多い。また、店に足を運ばなくてもいいというのは、リアル店舗へ出向くことを苦と思わない(ていうかむしろ楽しみにしている)こともあって個人的には意味が無い。

あと、在庫切れが無いという点。これは歓迎したい。リアル店舗へ出掛けたのに品切れというのは悲しい。また、電子版を買うようになってから気付いたが、「今、買っておかなければ」という焦りが無くなり、衝動買いが減った(笑)。「積ん読」も無くなると思うが、これはいわゆる欲しい物リストの機能で代替でき、読もうとしたときに代金を支払えばよいこととなる。

紙でのメリットとして挙げておきたいのは、アナログの感覚というか、立体的に捉えられるというか。うまく言えないが。
指で紙をめくる感覚。既読部・未読部の厚み。目で追うだけでなく、触覚でも読み進んでる感じがあること。
「あれ、これってどうだったかな」と前に戻っての確認がしやすいこと。この辺に書いてあったよな、と当たりがつけられるのは紙をめくる作業があってこそのことだと思う。


それにしても、電子書籍導入を検討していたところで、消えない不安があった。それは、読みたい本が電子化されるかという点。
電子版のみで紙版が発売されないというのは無くはないが、ごく少数にすぎない。新刊でも電子版が出るものは多いとは言えない。過去のものが電子版で再版というのもわずかである。著作権者の意向とか契約の問題もあるのかもしれないが。
電子化で製造や流通のコストが削減されて出版が活発になるという話も聞いたが、そんなことは見受けられない。大ヒットは望めないニッチなものこそ電子化で入手しやすくなるかと期待したが、全くの的外れであった。
ブログなどの電子情報を紙の本にまとめて出版するのが流行っているらしいが(Webコミックの単行本化とかも)、紙で売ることが前提というか、紙で売れ行きの良いものでないと電子化されないような風潮も感じられる。

まぁ長い目で見ていれば状況は変わるかもしれないが、現状、電子書籍は紙の本にとって代わるとまでは言えないように感じる。
廃棄の手間が省けるのもメリットの一つか。読んだら捨てる程度のものが電子版の存在意義なのかもしれない。
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